スニーカーの広がり
2022.08.01
1970年代後半までキャンバス地や革のスポーツシューズで主流でしたが、1980年代にNBAの大スター、マイケル・ジョーダンのスポンサーであったナイキがバスケットシューズの新ライン、エア・ジョーダンを発売しました。当時100ドルと高価でしたがアメリカの販売店では飛ぶ様に売れました。1990年代、ナイキやリーボックを筆頭にハイテクスニーカーブームが到来。スニーカー専門のファッション雑誌も登場し、エアマックスが社会現象になりました。その中でもナイキ・エアマックス95やリーボック・インスタ・ポンプ・フューリーはこのブームを象徴するスニーカーです。2000年代にはローテク、ミッドテクスニーカーが主流となり、ナイキではエアフォースⅠ、ダンクなどが定番としての地位を確立し、アディダスはスーパースター、スタンスミスなどが定番として履かれるようになりました。また、VANSに代表されるスケートボードに特化したスニーカーも人気になり、これに加えコンバースのオールスターなど昔ながらのキャンバス地スニーカーも広がりを見せました。昨今ではハイブランドとのコラボスニーカーの発売、ナイキ・エアフォースⅠやダンクシリーズを中心に名作スニー カーが続々とリリースされ、スニーカー人気は続いています。