クリーニング店で、ペット用品のクリーニングをお受けしていない主な理由は、衛生面の問題にあります。クリーニング工場では複数のお客様の衣類を取り扱うため、設備、器具、溶剤等の衛生的管理、洗濯物の適正な処理及び衛生的取扱い等が重要です(クリーニング所における衛生管理要領/厚生労働省)。ペット用品には毛や汚れ、匂いが付着していることが多く、これが他のお客様の衣類に移ると、アレルギー症状や不快感を引き起こすだけでなく、感染症等の可能性もあります。

また、人や動物の排泄物・嘔吐物が付着したものについては、保健所の指導によりお預かりが禁止されています。 日本のクリーニング業法(昭和25年法律第207号)でも、クリーニング業者には預かった品物を衛生的に管理し、汚染や衛生リスクを防ぐ義務が課されています。このため、ペット用品の取り扱いは多くのクリーニング店でお断りしているのが現状です。

ポニークリーニングの利用規約

お客様に安⼼して当社のクリーニングをご利⽤いただくために、当社の利⽤規約を必ず全文お読み下さいますようお願いしています。ポニークリーニングでは利用規約の中で、以下の品物を取扱除外品としています

  • ペットが使用したもの
  • 吐しゃ物や汚物が付着したもの
  • 強い汚れや臭いがあるもの
  • 濡れている衣類や、洗濯表示のないもの など

*入会時にお渡しするご利用案内に、最新の利用規約(2024年12月1日改定)が記載されています

ペット用品専用のクリーニングサービスを提供しているお店もありますので、そういった専門店を利用すると安心です。また、自宅で洗う場合は、洗濯前に毛をしっかり取り除き、ペット用洗剤を使用すると良いでしょう。

【ポニークリーニング研究室監修】