今持っている服を長く大切に着る
2023.01.13
衣類のサスティナブル(持続可能な)アクション 環境省のデーターによると、1年間で約79万トンの衣服が処分されています。今よりも1年長く着ることで、日本全体で4万t以上の廃棄量の軽減につながります。適切なケアをしたり、リペアするなどの工夫で、1着を長く着ることが出来ます。衣類を長くお付き合いするためのポイントやお手入れ方法をご紹介します。
スーツ/お手入れのポイント
①着用後は衣類用ブラシでブラッシングをして、ホコリを落とします。②専用のハンガーにかけ、型崩れを防ぎます。③汚れがカビや虫食い、劣化の原因になるのでクリーニングに出して、清潔を保ちましょう。
ダウンウエア/お手入れのポイント ①着用後は陰干しで、汗などの水分を飛ばしてからクローゼットにしまいましょう。毎日着ていると、摩耗や汚れも蓄積するので連日の着用はなるべく避けましょう。②雨や雪で濡れたときは、タオルで水を拭いてから、陰干しで自然乾燥させてください。③シーズンの終わりには「しまい洗い」をして、紫外線の当たらない、通気性のいいところに保管しましょう。④クリーニングで汚れを取り除くことで羽毛のボリュームアップが期待できます。空気をたっぷり含んだ羽毛は断熱材のような役割を持っているので空気を含むほど、保温性も高まります。