衣類の洗濯表示(取扱表示)は、洗い方やクリーニングに出す時はもちろん、お手入れ方法を確認したい時にも役立ちます。衣類を状態良く長持ちさせたいという方はぜひチェックしましょう。

基本記号と付加記号、数字

①5つの基本記号から成り立っています

②付加記号と数字で、強さや温度、禁止を表します

強さ(基本記号の下に付加)

温度(基本記号の中に付加)

禁止

家庭での洗い方

手洗いOKマークの場合、洗濯機で洗えません。桶や洗面台で優しく押し洗いをしましょう。

漂白

塩素系漂白剤は漂白力が強いため、真っ白な衣類にしか使えません。

また、漂白剤を使う前には、目立たないところで色落ちテストをするのがおすすめします。

タンブル乾燥

タンブル乾燥とは洗濯物を回転させながら温風で乾燥する方法です。コインランドリーや家庭の乾燥機での乾燥もあてはまります。ドライクリーニング工程中の乾燥はあてはまりません。

自然乾燥

つり干し・・・ハンガーなどに吊るして干すこと

平干し・・・・平らなところに広げて干すこと

ぬれ干し・・・脱水せず、濡れたまま干すこと

アイロン仕上げ

洗濯表示とは別に記号の近くに「あて布使用」と書いてある場合は、あて布も忘れずに。

クリーニング店での洗い方

ドライクリーニングとは、水を使わず有機溶剤を使って洗う方法のこと。

付記用語について

記号で表せない取扱情報は、必要に応じて、記号を並べて表示をした近くに用語や文章で付記されます。(事業者の任意表示)

例:「洗濯ネット使用」「裏返しにして洗おう」「弱く絞る」「当て布使用」

衣類の生地やデザインのダメージを防ぐための表示なので、指示通りにケアをするのがベストです。

出典:消費者庁 新しい洗濯表示