衣類の花粉対策
今年も花粉の時期が到来です。毎年花粉の飛散量を予測をしている日本気象協会では、スギ花粉は2月上旬に九州から関東の一部で飛散開始、スギ花粉のピークは2月下旬から3月下旬、ヒノキ花粉は3月中旬から4月中旬。花粉の飛散量は、多くの地域で例年並みかやや多い見込みです。
花粉の付着を防ぐ衣類のケア方法をご紹介いたします。
I 凹凸の少ない素材の衣類を選ぶ
花粉の付着量は、生地の素材によっても違います。外側に着る服は素材の表面がツルツルと平滑なものを選びましょう。素材に凹凸の多い衣類は花粉がひっかかり付着しやすくなります。
I 静電気を防止する衣類の組み合わせ
静電気が微粒子を含むホコリや、花粉などを引き寄せます。
静電気が発生しやすい組み合わせ プラスとマイナスの組み合わせは静電気が発生しやすくなります。(例)⊖ウール×⊝ポリエステル ⊖ナイロン×⊕ポリエステル
静電気が発生しにくい組み合わせ 同じ素材の組み合わせや、静電気が発生しにくい「綿素材」と組み合わせがおすすめです。(例)⊕ウール×⊕ウール ⊝綿×⊝ウール
I 静電気防止スプレーを使用する
外出前の衣類に静電気防止スプレーを使用しましょう。特に「かばんとこすれる部分」や「コート、スカート、スラックスの裾」は、表だけでなくこすれやすい裏の部分にもスプレーをします。
*静電気防止スプレーは使用上の注意を守り、正しく使って下さい
I 家に入る前は花粉を落とす
花粉は「家に入る前」に手または洋服ブラシでできるだけ払い落としましょう。肩や腕だけでなく、静電気が発生しやすい、バッグがこすれる部分、コートやスラックスの裾、ふくらはぎの部分をしっかり払いましょう。髪や帽子、マフラーなども忘れずに。さらに、衣類用粘着ローラーを使うと手では払いきれなかった花粉を取り除くことができます。
I お洗濯は柔軟剤を使用する
静電気に有効なのは、お洗濯の仕上げに使う柔軟剤。柔軟剤で洗濯物を柔らかく繊維の表面を滑らかにして、静電気の発生を抑えます。
I 部屋干し
花粉シーズンは、花粉の付着を防ぐために部屋干しがおすすめです。部屋干し臭が気になる方は、「汚れをしっかり落とすこと」と「菌の増殖を防ぐこと」でニオイ対策になります。洗濯では、ニオイの原因となる汚れをしっかり落とし、抗菌効果が高い洗剤や消臭・防臭効果の高い柔軟剤で部屋干し臭を抑えましょう。また、洗濯物の周りで扇風機や衣類乾燥除湿機などの家電やお風呂の乾燥機を使って早めに乾かすことでニオイ発生の抑制にもなります。
花粉飛散情報 2024 – 日本気象協会 tenki.jp – 天気予報全国の花粉飛散情報を市区町村別に掲載しています。1週間先までの花粉予測で週末の計画も立てられます。
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