衣類の黒ずみの原因
2022.12.14
きちんと洗濯をしているつもりでも、いつの間にかくすんだり、黒ずんでしまう衣類やタオル。その原因のひとつは、洗濯しても落としきれずに残ってしまう繊維の奥に蓄積する皮脂汚れです。皮脂汚れが酸化して黄ばみになり、さらにホコリなどがつくと黒ずみになります。
繊維の奥に汚れが蓄積する原因のひとつは洗濯時の「詰め込み洗い」です。洗濯中の衣類の動きが悪くなり、洗浄力が低下します。
洗濯中に一度落とした汚れが他の衣類などに付着する再汚染も黒ずみの原因となります。洗濯で落としきれない汚れが、繊維の奥で蓄積しはじめます。
黒ずみの予防する洗濯方法
☑洗濯物は洗濯機容量の7割程度に抑え、洗濯機の機械力を機能させ、汚れをしっかり落とします
☑皮脂汚れに効果の高い洗剤を使い、洗濯物の量に応じた適正量の洗剤を入れましょう
☑エリ、袖口、タオルの手垢などの汚れが目立つ部分は、液体洗剤を塗布してから洗濯機に入れましょう
ポニークリーニングでは「黄ばみ」と「黒ずみ」をスッキリ落とす2つの加工をご用意しています。
黄ばみスッキリ加工は、綿・麻・ポリエステル素材の衣料対象に、黄ばみ・くすみ・広範囲のシミ・ニオイなどを取り除く効果があります。特殊溶液に浸け込み真っ白に復元します。
黒ずみスッキリ加工は、ダウン製品・キルティングコート・ポリエステルコートなどのエリや袖口の黒ずみをスッキリ落とします。オレンジリモネンオイルと馬毛ブラシで、生地を傷めず、一着一着丁寧に手作業で黒ずみを取り除きます。*素材により黒ずみスッキリ加工できない品は、しみ抜き処理させていただきます。
衣替えの前に汚れをしっかり落とす「しまい洗い」をしておくとで、黄ばみや黒ずみの防止につながります。